2026年03月10日

せめぎ合う日米の鉄と血

 今日のASLは、シナリオ160(旧J2)Battlin' Buckeyes 戦闘中のバッカイズ。フィリピンに上陸しクラーク飛行場を占領したバッカイズ師団は、さらに進撃を続けていたが、これに日本軍が反撃した。日本は6.5ターンの終了時に、ボード41で22個以上の区域を支配していたら勝利です。ただし日本AFVが1両破壊・リコールされるごとに、要求される区域は1多くなり、アメリカAFVが同様なら1少なくなります。浅いジャングルの太平洋地形で、小川は乾き、丘は無く、建物は全て木造平屋建てで、アパートは別々の1ヘクス建物になります。
 守るアメリカは、エリート5個一線級8個分隊、操作班1個とM7 HMC1両を初期配置し、M18駆逐戦車2両、M7 HMC1両、M20装甲車1台、エリート半個分隊が、第2ターンに東から入って来ます。
 これを攻める日本は、エリート3個一線級5個二線級6個分隊と爆薬3をボード4に初期配置し、47Lの新砲塔チハ(我が家ではTK10としている)6両が第1ターンに西から入って来ます。
 戦力評価では、日本が3倍以上の戦車を先着させるので、アメリカの戦車数を0.5倍として、予想勝率は日本53%と非常に良いバランスです。子供がアメリカ、私が日本です。


 日米戦では珍しく、アメリカ戦車が一方的に強くない、バランスの取れたシナリオです。また勝利条件も一定の広さを守る必要があり、戦車の損失も勝敗に影響するので、攻防共に作戦は一筋縄では行かなそうです。
 左右の建物も気になる所ですが、やはり基本は戦力集中で、アメリカは中央前面の建物群に、ほとんどの戦力で布陣します。そして日本はこれをどう攻めるか。アメリカは建物群正面にずらりと兵を並べており、正面攻撃だけでこれを破るのは無理でしょう。かと言って涸れ谷の東側は、東側中ほどに控えるアメリカの大スタックが、多分32火力-1修正で狙っていると思われるので、最初からここを進むのも自殺行為でしょう。うーん、これは難しい。
 そこで日本が考えた作戦は、正面からは鬼スタックと軽機関銃スタックと迫撃砲で撃ち、西からはジャングルに隠れて進んだ部隊が、戦車と共同で側面攻撃するというものです。迂回部隊の隠蔽を剥がす見張りが、西側に居ないのは幸いでした。そして運良く白燐弾がアメリカ前衛に効いたので、日本は軽機関銃スタックも西に回します。
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(下が北)

 1ターン後半、アメリカはM7でジャングルの日本軍に白燐弾を撃ち、歩兵が一退一進。日本鬼スタックはアメリカ戦列の西端を撃ちましたが、ダミーでした。
 第2ターン、日本はここが攻めの正念場。背後に並んだ戦車が、一斉に全移動力でジャングルに入り、ボグにもならずに4対1で米M7と対峙します。M7の射撃は外れ、日本は先制撃破のチャンス。4両とも前進射撃しましたが、どれも当たらないばかりか、1両が故障してしまいました。残念。
 一方日本の歩兵は、鬼スタックが東側のアメリカ兵を混乱させ、西側側面では爆薬攻撃で町中に入り込んで行って、お互いに混乱を出します。さらに狙撃兵によっても、アメリカ鬼スタックの1個分隊を混乱させました。しかも混乱した日本の前衛部隊はエリート半個分隊なので、次に大方が即時回復するでしょう。これにより日本軍はアメリカ軍を連続した戦列で半包囲し、形が良くなってきました。
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 2ターン後半、アメリカの増援が到着し、石垣の陰から道路の向こう西側のチハを撃っては脇に回るという、車掛かりの陣。しまった、日本は戦車をこの位置に置くべきではなかった。日本戦車の迎撃は当然当たらず、アメリカ駆逐戦車はチハを1両炎上させました。また町中でもM7がチハを1両破壊した上に、キャニスターの追加射撃で歩兵にまで大ダメージ。1両で獅子奮迅の働きです。ただバズーカは当たらず、直後の反撃でこのM7も倒されました。
 第3ターン、煙が晴れてこのままでは前の戦車がバズーカにやられそうなので、日本はバズーカ分隊を狙って撃ち、幸いこれを混乱させます。これに乗じて2両の戦車が町の中に入り込み、1両はアメリカ鬼スタックに狙いを付けました。町内での白兵戦はアメリカ兵が残ったものの、戦車に隣接されてはアメリカもこの線を保てないでしょう。
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 3ターン後半、アメリカは潮時を見極め、煙幕を撒いて前方の建物群から総撤退。また装甲車から.50calを取り外して、鬼スタックの火力増強を図りました。こうされると日本は、次の道路を越えて勝利に必要な建物を確保するのが難しいか?
 第4ターン、ようやく故障が直った日本戦車ですが、よくよく見ると、ここからなら石垣通さずに奥のM7を撃てるんじゃない?戦車2両の妨害は入るものの、ぎりぎり撃てました。そして最初の射撃は弾かれましたが、追加射撃で走行不能にします。相手は砲塔が無いので、これで撃ち返されることは無くなり、そのうち破壊できるぞ。
 一方で歩兵の方はアメリカ鬼スタックが怖くて、街中では建物群後方を隠蔽でじわじわ広がるくらいしかできません。ただ日本鬼スタックは、涸れ谷を通って町内東側建物列の半ばまで進みました。そして残りの戦車も、左右に分かれて新たな目標に向かいます。
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 4ターン後半、走行不能のM7は生き延び、アメリカ鬼スタックは36火力となり、一部のアメリカ歩兵は左右の離れた建物を守りに行って、万全の守りを整えました。駆逐戦車も正面を広く見渡せる位置に移動します。
 第5ターン、日本戦車はついにM7を撃破。左右にも戦車と歩兵を送り込み、中央でも前面に歩兵を押し出しました。もうやれるだけやるしかない。
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 5ターン後半、日本軍が出てくれば、アメリカも撃つしかありません。しかしアメリカ鬼スタックの射撃は、それほど効かない。そして他の歩兵は、日本鬼スタックを避けて一退一進。一方日本の防御射撃では、鬼スタックが東側の中機関銃分隊を除去し、町の並んだ歩兵が正面のM18をスタンさせました。これは大成功。次にはやれるんじゃないか?
 第6ターン、日本戦車3両は何もできないM18を取り囲み、前進射撃でこれを撃破。そして町中では歩兵が横一列に並び、そう、あれの準備。左右でも小部隊が前進し、少しずつ建物を確保して行きます。そして最後の突撃で、鬼スタックともう一つのスタックが動き、アメリカスタックと対峙して大勝負。結果はどうなる?
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 6ターン後半、墓地にいたもう1両のM18が、全移動力で隣の小さなジャングルに入って、日本戦車と一騎打ち。M18はAPCRがあるので十分有利でしたが、これは互いに倒せませんでした。
 そして歩兵の射撃戦では、日本鬼スタックにKの大当たりを与えた上、目標選択の目が3つ揃って、機関銃操作班が3つも消えてしまいました。モラルチェックなら失敗しても火力は減らないのに、これは酷すぎる。もう一つの日本スタックも削られました。
 他のアメリカ歩兵は、一部が倒された左右の部隊の穴埋めに回り、残りは道路にも出て一列の線を引きます。もちろんこれはあれの対策。あと対戦車白兵戦を仕掛けようとした分隊は、PAATCに失敗しました。
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 最終ターン、状況は悪化したがもちろんやるしかない。バンザイチャージ!!当然まず火力スタックが援護射撃し、運良くアメリカ部隊の火力を大分削れています。ところがアメリカの射撃もやたら目が良く、分隊は損耗混乱、エリート半個分隊も皆混乱して、バンザイ突撃あっさり撃退。ひでー。
 ただM18は無事討ち果たし、放棄された装甲車も白兵戦で破壊し、西側でも邪魔していたアメリカ分隊をチハがオーヴァーランで倒して、減少分隊が建物2ヘクスを取りました。さらに中央でも、バンザイに加わっていなかった分隊が、隙間を通り抜けて進み、建物2個を占領。日本まだ行けるのでは?
 ところが東側でさらに建物2つを取りに行くはずだった減少分隊が、狙撃兵でピン。さらに主砲が故障して生け垣に隠れていたチハが、4ヘクス先からバズーカを当てられ撃破されてしまいました。がーん。
 そして最後にVPを数えてみると、日本はまず建物を19区域支配。加えてAFVを4両やられるのと引き換えに、アメリカAFV5両を全滅させて、1区域分。合計20で惜しくも2足りず、日本の負けです。
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 日本は十分勝ち得て、最終局面では日本やや有利と思える状況まで行けた、非常に惜しく良い勝負でした。序盤は日本が難しいと感じていましたが、アメリカもアメリカで守りにくいと感じていて、戦闘を有利にできるよう一手一手入念に手を考えていった結果、良い所まで迫れました。
 これは戦い方を緻密に考えさせるとても良いシナリオです。このデザイナーのペテシェリンさんは、Shellshock #2, AP5, AP128とダメなシナリオを連発して、ダメデザイナーなのではとの疑念を抱いていましたが、これによって晴れました。改めて調べてみたらJ142 Penny Packetsもこの方で、バランスは多少傾いているものの、そちらもなかなか良いシナリオでした。
posted by あする おやこ at 20:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月07日

ジャングルの奈落へと沈む

 INBさんとVASSALでのジャングル戦、今回は J117 The Triangle。オーストラリア軍がニューギニアのココダ道で日本軍を押し戻す一方、アメリカ軍は北岸に上陸し、アンゴ道を通って攻撃を開始した。しかし日本軍は分岐点となるトライアングルで、綿密に計画された防御陣地を築いて待ち受けていた。アメリカは9ターン以内に、3つのトーチカを全て支配したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形です。
 守る日本は、5個分隊と機関銃重1中1軽2、擲弾筒2、トーチカ3、塹壕3、狐穴3を、QからM列の間に配置します。
 攻めるアメリカは、12個分隊と9-2指揮官、中機関銃2、軽迫撃砲2を、中央の小道に1ヘクス2個分隊までで配置します。
 INBさんが日本、私がアメリカです。


 日本軍は隠匿されるトーチカに多くが隠れているため、ボードに現れているのは左上の少数しかありません。アメリカはここから日本軍をサーチ&デストロイしていくのですが、モラルが低いので、迂闊に進んで大損害を受けないよう注意が必要です。まずはジャングルの出口付近に進み、射撃して隠れている日本軍がいないか探りますが、近くにはいませんでした。日本軍は隠れたままで、有効な反撃は狙撃兵だけです。
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 第2ターン、アメリカは中機関銃と2個分隊で準備射撃しましたが、効きませんでした。そして上からの開豁地を通すファイアレインに備えて歩兵煙幕を撒き、他の部隊は隠蔽地形を探し回りますが、やはり何も見つかりません。これは上の部隊の辺りに皆集結しているのだろうか?
 ターン後半、日本はアメリカ9-2指揮官スタックに煙幕を被せてきます。これによりアメリカは、見えている日本軍に対して有効な射撃ができなくなったので、防御射撃は付近の隠匿炙り出しにとどまりました。
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(青は完全にクリアした所、紫は移動で入りトーチカが無い、黄色は射撃し歩兵がいない)

 第3ターン、アメリカは先入観にとらわれず、全ての場所を綿密に探して行きます。すると左下を探索していた半個分隊が、2つのトーチカを見つけました。これは予想外。しかし見つけてしまえばやることは一つ。全分隊を持ってきてウミガメ戦術!
 布陣の最中に臨機射撃で1個分隊が混乱したものの、アメリカは30火力を集めての前進射撃を加えます。しかし残念ながらこれは耐えられてしまいました。
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 さらにアメリカはこのトーチカに白兵戦を仕掛けますが、日本は同じヘクスに別の隠匿部隊も隠していました。これにより不意打ちを食らったアメリカ半個分隊2個は、返り討ちに遭ってしまいます。
 しかしこうしてアメリカ全戦力対日本一部戦力の戦いになってしまうと、圧倒的火力差に日本は不利を免れません。ターン後半、日本は連射が効くことに賭け、トーチカから重機関銃を撃ちましたが、いきなり11を出して故障してしまいました。アメリカは直前に混乱した分隊が、回復時にヒーロー登場&クラス上昇までしており、日本はもう6ターンも持ちこたえられそうにないので、投了しました。
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 ジャングルの戦いは本当に難しくて、何が最善か中々見えません。今回も日本の配置を見て、見える所に固まっていると早計な判断をし、くまなく探すのを怠っていたら、アメリカは負けていた可能性もあります。
 ただこのシナリオはアメリカ軍の戦力優位が大きいので、ここで日本が正面から射撃戦を挑むのは厳しそうです。恐らくクナイを通してファイアレインを交差させ、それによってモラルの低いアメリカ軍の前進を妨げるのが、一つの手なのではないでしょうか。
 あとオーバーレイの配置がずれていて、O2/O1が逆だったのを、終わってから気づきました。今回については大勢に影響無かったと思いますが、ファイアレインによる守り方をするなら、少し違ってくるかもしれません。
posted by あする おやこ at 11:06| Comment(0) | vassal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月05日

クナイは日本軍の友

 今日のASLは、またジャーナル14のJ240 Hurricane Biak(マッカーサーによるビアク諸島攻略部隊の名前)です。ハリケーン部隊は日本の飛行場占領を目指したが、日本軍の強力な反撃に遭った。日本は5.5ターン以内に、北端西側から7VP突破したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形で、マーシュ・スワンプはジャングルに、水地形は平地になります。また1、2ターンは夜明けの+1LVがあります。
 守るアメリカは、エリート4個一線級6個分隊と中機関銃2、軽迫撃砲1を初期配置し、第2ターンに北から、一線級2個エリート半個分隊が来ます。
 攻める日本は、エリート3個一線級7個分隊と、機関銃中1軽2、軽迫撃砲2を初期配置し、第2ターンに東から、エリート1個一線級3個分隊と、軽機関銃1、軽迫撃砲1が来ます。
 戦力評価ではアメリカが予想勝率151%の必勝です。そこでアメリカ5個分隊を減らし、予想勝率62%にしてやってみます。ただジャングルは対戦例が少なくてまだ分からないことも多く、しかもスパローフォースで良い戦力バランスのシナリオを作っているアンディー氏が、他のジャングル戦についてもこの程度の戦力バランスにしていることから、本当にジャングルで攻撃側0.75倍が正しいのか確信は持てません。
 子供が日本、私がアメリカです。


 アメリカは守り方を考えますが、なんかすごく難して全然分からない。日本が守ってアメリカが攻める時は、クナイが日本のファイアレインを通すのに、アメリカの射撃を大きく妨害するので、アメリカ軍の攻撃はかなり困難になりました。しかし逆になると、日本はバンザイ突撃を掛ければ、ファイアレインもそれほど効かずに抜けられるでしょう。しかも白燐弾があるので、日本の初期配置範囲の5ヘクス以内で守るのは危険で、配置が制限されます。
 結局アメリカは2か所にフルスタックを置いて、ファイアレインと直接射撃で食い止めようとします。しかし防御射撃は全然効かなかった上、狙撃兵でアメリカ指揮官が死んでスタック崩壊し、いきなりアメリカ投了しました。


 もう一度同じ配置でやってみます。今度は防御射撃がまあ効いたものの、そもそも小さい火力のファイアレインでは、モラルが1上がっているバンザイ突撃に対しては、決定的な戦果は得られません。それどころかまた狙撃兵で指揮官が負傷した上、前進射撃で分隊が混乱しました。
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(下が北)

 1ターン後半、前線のアメリカ軍はなんとか逃げ延びましたが、ああそうか、日本の増援は真横から来るんだったのか。アメリカは、日本の増援がもっと向こうから来るものだと思っていました。負傷した指揮官では十分な位置まで下がることができず、またアメリカ投了です。
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 日本は運悪く煙幕が無くてこの結果です。クナイでのファイアレインは、日本軍に対する防御ではあまり有効でなく、逃げ損ねるリスクを考えると、アメリカ軍は最初から後退防御をするべきだったように思われます。
 しかし下がって守ったとしても、このシナリオでは築壕もできず、脱出口付近が竹林で分断されていて、アメリカが効果的に全体をカバーできる良い守り場所がありません。しかも日本の勝利条件はたった7VPと緩くなっていて、バンザイ突撃でいくらでも抜けられそうです。そのためこのシナリオでは、通常なら互角に近い戦力まで調整すると、アメリカには不利になり過ぎるようです。
 それでもさすがに元の戦力ではアメリカが有利すぎそうですし、それなら他のジャングルシナリオではどうなのかも良く分かりません。そこでこれからももっとジャングル戦シナリオをやってみて、太平洋の深界を探って行きたいと思います。
posted by あする おやこ at 14:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月01日

炎の超火力

 今日のASLは、J149 Taking a Stand at Rosario ロザリオで徹底抗戦。フィリピンに上陸した日本軍がマニラに向かう途中、ロザリオにいたアメリカ軍は徹底抗戦した。日本は7.5ターンの終了時に、115VP以上持っていたら勝利です。VPはCVPに加え、南東からの脱出VPと、複数ヘクス建物支配につき5VPが入ります。さらにアメリカは6ターン以降南東から脱出することができ、そのVPは日本のVPから差し引かれ、騎兵として脱出した場合は2倍に計算します。
 浅いジャングルの太平洋地形ですが、道路は有り、麦畑は茂った麦畑のままで、丘は有りません。また7、8ターンは夕暮れで+1LVがあります。
 守るアメリカは、隠密エリート騎兵が10個分隊と9-2指揮官、爆薬1、フィリピン現地軍が8個分隊と37LLのスチュアート4両、75ミリ野砲1門です。最初にモラルチェックに成功した騎兵は、ヒーロー1人をもらえます。また第7ターンに戦車は自動的にリコールされ、その場合も脱出のVPに数えることができます。
 攻める日本は第1ターン以降に、北側西の道路から、エリート8個分隊と爆薬1、八九式中戦車3両、九五式軽戦車3両が、北側東から一線級17個分隊が、入って来ます。また第5ターンにもボード49北側から、八九式中戦車3両、九五式軽戦車3両が入って来ます。
 最大火力は日本の方が絶望的に低く、低火力市街戦で日本歩兵0.75になりそうですが、全体に建物がまばらで木造建物が多く、市街戦と見るか微妙な感じもします。ただ普通に見ても日本の予想勝率は13%、低火力市街戦ならマイナス11%なので、アメリカからスチュアート1両と4個分隊を減らしました。そうすると日本の予想勝率は、普通の計算で47%、低火力市街戦なら21%です。また日本の増援戦車が1ターン早く来るバランスルールも使いましたが、そもそも日本戦車は戦闘では役に立たないので、ほぼ意味は無いでしょう。
 子供がアメリカ、私が日本です。


 全く勝ち目の無い戦車相手に、戦車部隊で仕掛ける?史実の日本がどうやってこんな攻撃に成功したか分かりませんが、わざわざここで戦車を出して大事なVP源を失う訳にいかないので、日本は歩兵だけを侵入させます。その際日本軍は左右二つのグループに分かれて侵入することを強制されているので、中央付近に出て合流するようにしました。
 するとアメリカは、奥の石造建物が密集するブロックを囲むにように飛び飛びで並んでいる木造建物に、放火を始めます。まあそう来ますよね。
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(下が北)

 第2ターン、日本軍はとにかく合流再編しながら奥に進みます。そして逃げようとしたスチュアートを迫撃砲で撃ったら、見事衝撃に。しかし順調に火事は燃え上がっており、36火力のアメリカ鬼神スタックが守る石造建物ブロックを、どう攻められるというのか。
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 第3ターン、衝撃のスチュアートは回復せず、日本はそこに煙幕を被せて街路戦闘で見事撃破。それでも煙越しに撃たれて、それなりに減少しましたが。他の日本軍もさらに奥に進み、せめて足掛かりとなる木造建物群に近づきます。
 後半アメリカは、ついにブロックを囲む全ての木造建物の放火に成功。その際いくらかアメリカ軍に損害は出ましたが、こんな居並ぶ炎の関門、抜けられる訳がない。
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 第4ターン、全日本戦車が侵入しますが、戦う気は無く、ルートが確保できたら駆け抜けるだけです。そして攻撃の機会を窺っていた日本歩兵でしたが、このタイミングで風が吹き始め、アメリカ軍への射線が遮られてしまいました。
 これじゃあもうね、外からの援護射撃は全然効かず、援護無しで突っ込んでも火災で部隊は分断され、煙を抜けた途端に遮る物の無い道路で倍火力の射撃を受けるとか、全くもって度し難い。日本負け。
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 放火によってアメリカ軍は密集した石造市街で守れるようになり、完全に低火力市街戦となりました。それも日本は最大24火力-1修正ですが、アメリカは戦禍でもヒーローが出て来て、36火力-4修正というとんでもない火力が作れ、低火力市街戦の中でも過去最悪のものです。日本はVP的にかなりの損害をアメリカに与えなければ勝てませんが、こんな圧倒的に劣る火力では、例え風が吹かなかったとしても、日本側の損害が増すばかりでしょう。
posted by あする おやこ at 18:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月25日

どっから大要塞湧いた?

 今日のASLは、March Madness '97のKE7 Tennis, Anyone? どなたか、テニスはいかが?インパール作戦の最後コヒマで、テニスコートの戦いとして知られ、イギリスはグラント戦車を突入させて、弾薬も食糧も尽きかけた日本軍最後の陣地を粉砕した。
 イギリスは5ターン終了時に、日本よりVPを多く持っているか、統制状態の日本兵がいなければ勝利です。VPは損害VPに加え、テニスコートの丘でレベル2ヘクスの支配1つにつき、イギリスは1VP、日本は2VPになります。麦畑とテニスコートの丘の平地は弾痕に、林は破片になりますが、道路と橋は片付いています。
 守る日本は、一線級6個分隊、機関銃重1中1軽2、爆薬1、トーチカ2(1つはTEM5)、塹壕6を、テニスコートの丘に配置します。
 攻めるイギリスは対峙する丘かBB列までに、一線級7個分隊、軽機関銃2、軽迫撃砲1、94*野砲1門、グラント1両を配置します。
 戦力評価では、同高度の丘から攻める場合でも、丘の防御効果はそのままと以前直したので、イギリスは歩兵が0.5倍されて予想勝率27%と不利です。しかし今回の場合、イギリスは通常射程から先制攻撃でき、煙幕も豊富なので、このままでやってみます。
 子供が日本、私がイギリスです。


 向かって左側に並んだ日本軍陣地に対し、イギリスは1か所に煙幕を置き、隠蔽の無い日本中機関銃を歩兵30火力で射撃しますが、ピン止まり。ならば野砲で砲撃、すると故障。グラントは撃たずに煙幕迫撃砲でトーチカを覆いながら、橋まで移動しました。そして日本の射撃では、重中機関銃が故障するまで連射しまくり、イギリス1個分隊が消滅します。先制射撃で日本に大打撃を与えられるかどうかが鍵なのに、これはイギリス、もうだめでは?
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 第2ターン、イギリスは砲が直り、また皆で撃ちまくりますが、やはり効きません。TEM5のトーチカが固すぎます。一方日本は中機関銃まで故障。そしてイギリス半個分隊が、怪しげな右上の破片に登って行くと、隠れていた日本兵に不意打ちで倒され、日本兵はそのままテニスコート全体を見張るトーチカに離脱しました。しかし日本の方も、その後機関銃が2つとも壊れてしまいます。
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 第3ターン、イギリスはさらに撃って、今回は日本軍を大分削りましたが、日本もイギリス野砲を混乱させました。イギリスは一向に撃ち勝てる様子がありません。
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 第4ターン、もうイギリスはほぼ負けですが、撃てるだけ撃って、グラントが煙を撒きながら、スタックした歩兵とテニスコートに進んでみます。当然のように両側から撃たれて歩兵が混乱して終わり、日本の勝ちです。
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 近距離から先に撃てるので、もしかすると丘の防御効果は下がるのではないかと思いましたが、結局評価通り丘は固かったです。
 さらに結末を読むと、「75mm砲の直撃により、バンカーは次々と破壊され」「隠れるための緑が全く無くなっていました。」とあります。75ミリで破壊されるなら、実際はトーチカと塹壕というより土塁と弾痕程度で、隠蔽地形である破片も無く、当然弾薬減少も付けるべきところでしょう。日本は防備が過大になっていて、戦力評価よりさらに有利かもしれません。
posted by あする おやこ at 11:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする